抜かずに治すう蝕治療 〜フェルールのない歯に対する矯正的挺出(MTM)・歯冠長延長術〜

2025/10/22 【MTM(小矯正), 今日の治療, 矯正治療, 精密セラミクス治療

う蝕が大きく進行し歯の根だけが残った状態(残根)になった場合、歯の耐久性や予後が大きく損なわれてしまいます
しかし、必ずしも抜歯が必要というわけではありません。今回は「フェルール(歯ぐきより上に残っている歯質)」が失われた歯に対して行う“歯を引っ張り上げる治療法”(「矯正的挺出」「歯冠長延長術」についてご紹介いたします。

「矯正的挺出」とは?フェルールが足りない歯に対しては、歯を引き上げる治療(矯正的挺出)が有効です。矯正用のワイヤーやゴム、フックなどを使用し、引っ張り出すことで、歯の露出を増やします。

治療の流れ(症例より):
①治療前:重度のう蝕により、歯ぐきの中にまで歯が入り込んでいます。歯肉にも炎症が見られます。
②挺出装置を装着:矯正用ワイヤー、牽引ゴムを使って引き上げを開始。数週間〜2ヶ月ほどかけて、徐々に歯質が露出してきます。
③歯肉と骨の整形:引き上げにより一緒に上がってしまった歯肉や骨を歯冠長延長術で整えます。
④最終補綴へ:健康な歯肉の状態が整ったのち、かぶせ物(クラウン)を装着して治療完了です。

「矯正的挺出」「歯冠長延長術」は、歯を抜かずに保存したい方にとって非常に有効な治療法です。もちろん、すべてのケースで適応できるわけではありませんが、歯をできるだけ保存し長持ちさせたいという方には、ぜひ知っておいていただきたい選択肢です。
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まるも歯科は日本歯周病学会歯周病認定医在籍。岡山大学で専門的に学んだ知識・経験を活かし、歯を保存する治療(根の治療や歯周病治療など)に努めます。
通常の根の治療が困難な歯に対しても、専門的な根の手術(歯根端切除術・意図的再植術)に精力的に取り組んでいます。

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※厚生労働省 医療広告ガイドラインに沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います
費用の例示
・矯正的挺出 1歯30,000円+税(自由診療)
・歯冠長延長術 1歯30,000円+税(自由診療)

 
診療時間
9:00~12:15
14:00~17:45
休診日:木曜・日曜・祝日
最終予約・窓口受付:午前11:30 午後17:00
*初診の方は午前11:15 午後16:45が
最終予約受付です
保険証の確認のため診療開始時間の
さらに10分前にお越しください
開院・受付開始:午前8:30 午後13:45
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