根の中が感染し菌の巣窟になると、根の先の骨も吸収(根尖病変)し、膿の袋(嚢胞)を形成することもあります。根管治療を適切におこなうと、この根尖病変は改善し骨の再生も期待できます。
ではどれくらいで根尖病変は治るのでしょうか?
論文では
・改善(骨再生しはじめる)には1年(以内)
・完全治癒(骨再生)いは2年(以内)
かかるのが一般的です。
根尖病変が完全治癒するには年単位の時間がかかります。治る傾向があれば最終的なかぶせを入れてもいいですが、しっかりX線写真やCTで経過を見ることが大事です。
今回の症例では、右上5の再根管治療を行いました。

隠れた未処置の根管を探し当て、1年後の経過では根尖病変は消退し、完全に骨再生しています。治療をしてよかったと思う瞬間です
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まるも歯科は日本歯周病学会歯周病認定医在籍。岡山大学で専門的に学んだ知識・経験を活かし、歯を保存する治療(根の治療や歯周病治療など)に努めます。
通常の根の治療が困難な歯に対しても、専門的な根の手術(歯根端切除術・意図的再植術)に精力的に取り組んでいます。
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